テセウスの船とは？ドラマ1話ネタバレ～突然31年前の親に会う？

ドラマ「テセウスの船」の視聴が楽しめるようにちょっとさわりだけ1話ネタバレしちゃいます。

あなたなら突然、31年前の自分の両親に出会ったらどうしますか？？？

竹内涼真くん演じる田村心（たむらしん）はそんな経験をすることに・・・

まずは、「テセウスの船」とはどんな意味？

テセウスの船とは

 

テセウスの船とは・・・

「テセウスのパラドックス」

なーんて言われたりも。

 

つまり・・・

部品をいろいろ交換した船が・・・

最終的に全部品を交換した後も最初と同じ船と言えるのか？

というパラドックスなんですね。

 

ついでにパラドックスとは・・・

「逆説」というのか、正しく思える論理ですが結論はほんとにそうなのかなぁ？？

って感じの理論を言うみたい。

 

それでテセウスのパラドックス。

「最初のもの」といろいろ交換した「後のもの」。

本当に同じものですか？？？

みなさんはどう思います？？

 

日本にある重要文化財の建物や国宝は修復されたものが多い。

建てた当時のまま、書いた当時のまま残ってるものって少なそう。

でも、それらをホンモノと呼べるのか？？？

修復士さんたちの芸術じゃないの？？？

って感じの事が「テセウスの船」にあてはまるのかな。

 

人間だって・・・

7年ですべての細胞が入れ替わります。

つまり7年前のあなたは、今のあなたじゃないのです。

だけど、意識としては自分は自分で他の何者でもないですよね。

 

主人公の田村心（竹内涼真）は過去に戻ったり現代に戻ったり。

そこで、31年前の父や母と会います。

今の父親と母親とぜーーんぜん違う人なのです。

それでも同じ父親、母親なのでしょうか？

それでも、それぞれが父親、母親であることの意識は変わりません。

そんな意味で「テセウスの船」なんでしょうか？

テセウスの船ドラマ1話あらすじ

 

田村心（竹内涼真）は毎日しなければならないことがある。

それは、ネットのチェック。

自分についてネットで噂が広まっていないかを確認するのだ。

 

なぜ？

それは、田村心（竹内涼真）が殺人鬼の息子だから。

田村心の父親、当時の村の警察官だった・・・

 

「佐野文吾」（さのぶんご）死刑囚。

（役者は鈴木亮平さん）

 

佐野文吾が31年前に小学校のお泊り会で・・・

21名もの児童、先生を毒殺したのだ。

「音臼小無差別殺人事件」

 

その犯人の息子であるという事実。

この事実をひた隠しに隠して生きているから。

 

31年前の事件。

それは田村心がまだ母親のお腹の中に居る時の事件。

なにも知らずに生まれてきた田村心は・・・

母親の田村和子に守られて生きてきた。

 

「佐野」の姓を母親の旧姓「田村」に戻し。

目立つことなく、隠れて隠れて生きてきたのだ。

 

そうやって大人に成長した心。

でも、そんな彼の事を理解してくれる人もいる。

それは最愛の妻である・・・

田村由紀（上野樹里）

彼女は心の子を妊娠しておりいつ生まれてもおかしくない。

 

この最愛の家族を守る事。

これが田村心の一番の重要事。

これが田村心の幸せだった。

しかし・・・・

テセウスの船ドラマ1話見どころ

 

子供が生まれたと引き換えに・・・

最愛の理解者である・・・

田村由紀は死んでしまった。

 

不幸中の幸いで生まれてきた娘の

未来（みく）は生き残ったのだ。

 

戸惑う心。

これからどうすればいいのか・・・

生前、由紀が言っていた事が頭をよぎる。

「お父さんは冤罪じゃないか」

 

由紀は密かに心の父親である・・・

佐野文吾について調べていたのだ。

服役中の佐野文吾自身も31年間もの間・・・

冤罪を訴えている。

 

父親の事件について幾つかの不審な点を彼女はこう述べていた。

1. 1989年1月、5歳の女の子が除草剤を誤飲して死亡。
2. 3月にはその子の姉が行方不明となる。
3. 4月には村人の変死

すべて由紀は新聞記事をスクラップしてある。

 

すべて事故扱いとなったが・・・

当時、警官だった父親の佐野文吾はこれらを調べていた。

その矢先に起きた「音臼小無差別殺人事件」

 

この話を聞いた時、心は・・・

「もうやめてくれ」

と遮ったのだが。

今となっては由紀が言ったことが頭から離れない。

彼女の調べてくれた事を無駄にしたくない。

 

そこで心は・・・

服役中の佐野文吾と会ってみることにした。

 

初めて会う自分の父親。

彼はなぜ無実を訴えているのか。

そして、弁護士とも合ってみることに。

 

彼は音臼へと向かった。

音臼村ってホントにあるの？

 

音臼村（おとうすむら）ってありそうな名前ですね。

北海道っぽい。

しかし、実はこういう名前の村はありません。

（テレビでは宮城県になってましたね）

 

似たのはありますよ。

例えば「音」付く地名なら・・・

• 上川にある音威子府村（おといねっぷむら）
• 十勝にある音更町（おとふけちょう）

 

そして「臼」の付く地名は・・・

• 空知にある浦臼町（うらうすちょう）
• 根室にある羅臼町（らうすちょう）

でしょうか。

 

音臼村ってのはよく考えられた地名です。

 

さて、音臼へやってきた田村心。

そこでとんでもない事が起きるのです。

テセウスの船ドラマ1話ネタバレ

 

音臼へやってきた心。

事件のあった小学校跡地にたどり着きます。

しかし、そこで・・・

霧に包まれ意識を失うのです。

 

気が付いた彼は汗びっしょりでした。

そして、目の前には今までなかった・・・

音臼小学校が？？？？

あるのです。

 

乗ってきた車を探しますがどこにもありません。

携帯の電源さえ入らない。

電話BOXを見つけますがそこに置いてあるタウンページは・・・

1989年のもの。

 

電話してもつながりません。

仕方なく近くの家のチャイムを押してみることに。

その家の表札は・・・

「佐野」

 

父親の名前です。

ま・さ・か・・・

汗が吹き出します。

 

しかし・・・

家の横を見ると・・・

雪山の中から手が出ています。

え？

雪を掘り起こすと・・・

女の子が埋まっていたのです。

心は急いでその子を病院へ。

父親（鈴木亮平）との対面

 

病院で心は由紀のスクラップしたノートを見直してみます。

すると・・・

そこには、1989年1月7日に音臼小の児童・・・

「佐野鈴ちゃん（11）が屋根の除雪中に転落した」

という新聞記事が切り抜かれています。

 

いったいどういうこと？？？

さっき助けたのは心の姉だったのです。

そしてそこへ・・・

 

病院に駆けつけたその子の父親が来たのです。

佐野文吾です。

（鈴木亮平さん）

 

始めて対面する父親でした。

しかも・・・

若い・・・

 

そして、佐野文吾は娘の恩人として心に近づいてきます。

しかし、心は殺人鬼の疑いが晴れたわけではない佐野にはまだ心を開けません。

そっけなくしてしまうのです。

 

心は病院を逃げるように出ます。

そこで出会ったのは・・・

「なんで濡れてるの？」と話しかけてきた・・・

小さな女の子・・・

 

場所は三島外科医院の外です。

そういえば・・・

由紀のスクラップに三島千夏（みしまちなつ）ちゃんが死亡した怪事件の事も・・・

と思い出しノートを開きます。

 

確かに・・・

「三島千夏ちゃんパラコート中毒で死亡する」

という記事のスクラップが！！

しかも1月7日とは・・・

今日じゃありませんか！

 

心は女の子に名前を尋ねます。

「千夏」と答えが返ってきました。

やはり、この子です。

 

スクラップ記事によると死ぬのは今日で・・・

場所は自宅倉庫。

パラコートとは除草剤。

 

という事は、この倉庫の中にある「パラコート」さえ処分してしまえば・・・

この子は死ななくて済むのかもしれません。

そう思い、心はパラコートをそっと上着の中へ。

 

しかし、千夏ちゃんは見ていました。

「勝手に持って行っちゃダメなんだよ。

ドロボー―――」

と叫びだすのです。

 

急いで逃げますが・・・

その様子を新聞配達員の男に見られたのです。

名前は・・・

長谷川翼（はせがわつばさ）

 

新聞配達員の男、長谷川翼

 

持ち出したパラコートを森の中で捨てる心でした。

 

31年まえの家族との対面

 

薄着で外にいた心に声をかけてきたのは・・・

心の母親。

和子でした。

その後ろに居たのは兄の慎吾。

 

母に言われるがまま、もう一度三島外科へと戻るのです。

そこで雪に埋もれた姉の鈴とも再開します。

 

姉の顔をよく見ると・・・

今回の事故のせいでついたしもやけによる顔のあざが・・・

なくなっているのです。

 

そう、姉にはかなり広範囲に顔にあざができてしまっていたのに・・・

きっと雪に埋もれていた時間が短かったせいでしょう。

当初の歴史よりも、心が早く発見したからです。

本当は、新聞配達の翼が発見するはずだったのが。

 

つまり、これは・・・

過去を変えることができる！

という事ではないかと気づくのです。

 

しかし、その矢先でした。

さっき助けたはずの・・・

三島千夏ちゃんが意識不明になって病院へ運ばれてきた。

 

実は、心はパラコートを捨てに森に行く途中見たのです。

父親であり警察官の佐野文吾が・・・

千夏ちゃんと一緒にいるところを。

 

やはり佐野文吾は人殺しなのでしょうか？？？

 

行くところのない心は・・・

その日は佐野家に泊ることになりました。

佐野家は交番付きの自宅なのです。

 

そして、心は佐野勤務する交番から・・・

パラコートを見つけてしまったのです。

雪崩を予知？

 

由紀にもらったスクラップノート。

これから起きる事が・・・

事前に知らされていると言えるノートだ。

心は思う。

今は、現代に帰る方法も分からないのだから。

ここで起きる悲劇を止める事に専念しようと。

次に起きるのは・・・

1月12日。

「木村さつきの父親、木村敏行が運転中に事故」

雪崩事故。

木村さつきとは？？？

音臼無差別殺人事件の被害者のひとり。

亡くなった学校職員だ。

雪崩事故を止めねば・・・・

しかし、当の本人「木村敏行」は雪崩があると言っても全く信用しない。

車に乗って現場へ向かってしまう。

そこへ通りかかった父親で警察官の佐野文吾のミニパトに乗り込み・・・

木村敏行を追いかけることに。

そして、実際に・・・

予告どおり雪崩は起きた。

雪煙の中、木村敏行は生きて出てきたのだった。

そう！

過去も変える事ができたのだ。

この出来事依頼、佐野文吾は・・・

「もしや心は未来から来たのでは？」

と疑念を持つ。

こっそり隠し見た運転免許証が・・・・

平成元年生まれで、免許交付が平成27年になっていたのだ。

つい先日、昭和から平成になったばかりの1989年なのに。

あかねちゃん失踪事件

この言葉が本当なら冤罪のはず　#テセウスの船 pic.twitter.com/pCv3F4dIIq

— けんと (@dorrama2) January 19, 2020

 

あかねちゃんが失踪。

雪山に銃声が響いた。

明音ちゃんも雪山でいなくなったのだ。

急ぐ、心！！！

 

しかし、明音ちゃんを既に助けていたのは佐野文吾だった。

佐野文吾は、明音ちゃんを助けた後、クマに遭遇し発砲したのだ。

慌てて逃げたため崖に佐野と明音ちゃんは崖に落ちてしまう。

 

心は崖に落ちた二人を見つける！！

佐野文吾は明音ちゃんを先に村へ連れて帰って欲しいと懇願。

自分は足を怪我しており登れないからと・・・

 

心はその話を聞き・・・

命を懸けて明音ちゃんを助けようとしている佐野を信じ始める。

そして明音ちゃんを村人へ届け、その後佐野をなんとか助けたのだ。

 

そう二人は分かりあい始めていたのです。

コミック「テセウスの船」を無料で読むには？

 

テセウスの船第1話ネタバレ【まとめ】

佐野文吾はほんとうのところ犯人なのでしょうか？

それとも冤罪なのでしょうか？？？

田村心は事件をさぐりつつも、自分の素性を明かすことができません。

どうしてもそういう人って疑われますよね。

パラコートを持って逃げたのを新聞配達員の翼に見られてしまうし。

翼は、心が千夏ちゃん殺しの犯人だと言い出す。

心は、佐野が最後に千夏ちゃんと会っていたので怪しいと思ってるし。

いったい誰が真犯人なのか。

謎が深まるばかりです。

 

それにしても過去へ戻ることがこんな簡単にできたらスゴイですよね。

31年前の自分の両親にあったらどう感じるでしょう？

なんか不思議な感覚です。

その微妙なところを竹内涼真さんがどう演じるのか楽しみです。

そして、榮倉奈々さん。

31年の年代差をどう演じるのでしょう。

特殊メイクでしわとか作るんでしょうか？？？

 

佐野文吾こと鈴木亮平さんはカメレオン俳優としても有名です。

「西郷どん」の時のかっぷくの良さと「変態仮面」の時では全く違いますよね。

 

きっと若い時の佐野文吾と年をとってからの佐野文吾の違いをマジで表現されると思います。

これも楽しみのひとつですね。

 

では、第1話お楽しみいただけたでしょうか。

実際の放送も楽しみにいたしましょう。

お届けしたのは・・・

「テセウスの船とは？ドラマ1話ネタバレ～突然31年前の親に会う？」でした。

 

「テセウスの船」第2話へ行く

 

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